12月/6年生
受験直前期は過去問7割・総まとめ3割。特にメンタル気をつけて!
1. 我が家の直前期の時間の使い方
いよいよ受験直前期…12月から1月にかけては親も子も緊張感も最高潮に達します。この時期になると対策に使える残された時間も限られ時間の使い方も悩みどころです。
王道は過去問対策に全掛けでしょう
とはいえ…総まとめや時事問題などにも時間を取りたいところです。今回は、我が家の実際の時間の使い方バランスとその考え方についてご紹介します!
1-1. 我が家の週間スケジュール
さっそくですが…我が家の受験直前期の実際の週間スケジュールを公開いたします。これは我が家の子供たちが取り組んだ実物のスケジュールです。
スケジュールはその種別で色分けされています。
水色は ”塾の宿題”
橙色は “間違い直し”
紫色は “過去問対策”
青色は “予備時間”
です。
塾での勉強時間は約12時間、家での勉強時間は約30時間。1週間の総時間は約40時間です。そのうち塾の時間と塾の宿題を除いた時間はおおむね以下のようになります。
予備時間として確保してある時間も、ほぼ過去問対策に費やしていたので、実質7割は過去問対策をにあてていました。残りの3割も塾の宿題などの間違い直しですが、この時期に出される宿題は総まとめ系が多くなりました。
1-2. 過去問での実践練習が7割
過去問対策の具体的なやり方については本連載の9月号に詳細を記載していますのでそちらをご参照ください。
今、コレをやろう!6年生9月号
https://metasc.ai/original/yuzupa/oct6/
ただ…過去問対策と言っても、いつもの勉強と同じです。時間を測って問題を解き、丸つけをして、印をつけた上で、間違えを直す。このサイクルを回します。
直前期の過去問対策では、実際の入試問題を時間を測って本気で解きます。間違い直しは、合格者平均点に届くかどうかをシッカリ意識しましょう。
合格者最低点まではリスクが多すぎ、
全問の間違い直しは時間が掛かりすぎます
我が家では直前期だからこそ効率性を最大化することを意識しました。このレベルでの過去問対策を意識すれば、1週間で8回〜10回分の過去問をこなすことができます。
1-3. 総まとめ学習が3割
直前期には過去問以外の勉強では、特に総まとめ学習を意識しました。総まとめ学習とは、全体像を把握することを目的とした勉強のことです。
実際の入試問題は、横断的な知識を問われることが多いので、できるだけ全体像を把握できるような勉強です。
塾で使用しているまとめ系教材や、暗記カード、今まで蓄積してきた間違い直しノートなどをかなり活用しました。
1-4. 時事問題対策を着実に実施
残りの時間は時事問題対策です。普段から新聞やニュースに触れておくことも大事ですが、やっぱり直前期に一気に学習しておくことも超重要です。
時事問題は知らないと解けない問題も出題されているのが現実です。逆に、対策さえしていれば着実な得点源となります。直前期のスキマ時間はコレに力を注ぎました。
時事問題の対策の仕方については、本連載の5年生の11月号でも詳しく説明していますのでご参照を!
今、コレをやろう!5年生11月号
https://metasc.ai/original/yuzupa/nov5/