5月/6年生
【夏の最重要ミッション】子どもの苦手単元をつぶす3ステップ分析法
1. 最後の夏休みは苦手克服がカギ
受験においては ”夏” に関する言葉をよく聞きます。
”夏を制する者は受験を制す”
“夏は受験の天王山”
それだけ受験生にとって夏の過ごし方がとても大切ということを示していますが、中学受験の先生達は口をそろえてこう言います。受験学年の6年生の夏は苦手克服を!
事前準備なくして苦手克服はできない!
夏休みに突入してから莫大な時間を要して勉強しても、苦手を克服しようと超優良な家庭教師の先生についてもらったとしても… 残念ながらその効果は限定的です。
自分の苦手単元を知ることこそ
夏休み前にやっておくべき事前準備です
1-1. 子供の苦手単元は誰も教えてくれない
子供の苦手単元なんて、通っている塾に問い合わせればしっかりと教えてくれるのでは? 高い月謝を塾に払っているのだから当然だろう…
残念ながら期待しない方が良いです
そして責任をとってくれません
もちろん…学習コンサルのような生徒の苦手分析までガッツリ提供してくれるサービスがあったり、大手塾であっても先生によっては把握してくれる先生もいるでしょう…
しかし個別指導を謳っている塾であっても、最初のカウンセリングで ”何を指導して欲しいか?” や ”子供はどのあたりが苦手か?” との問いに答えるのは我々親側です。
1-2. 事前準備なしの対策は ”極めて非効率的”
子供の受験本番の年。苦手単元を正しく把握しないまま、夏休みに突入したことを想像してみてください。
その状態での勉強は
極めて非効率的なのは火を見るより明らか
子供の苦手分野が分からないと、どの単元が苦手であるかは子供の自己申告を頼ることに。子供の感覚は超適当だったり、気が進まない単元をわざと避けたり…
その結果、本来であれば潰さなくてはいけない単元の勉強ができず、意外とできている単元に夏休みの貴重な時間を費やしてしまうことになります。
1-3. 苦手分析こそ親の最重要ミッション
夏休み前に苦手抽出は必須であることは上述したとおりです。じゃあ誰が子供の苦手を分析するのか?
親である我々です…
受験本番の学年である6年生では夏休みに苦手分野を克服することがカギとなる。苦手克服をするためには、子供はどの単元が苦手か事前に分析する必要がある。
苦手分析こそ親の最重要ミッション
というワケです。…といっても、どうやって子供の苦手を分析すれば良いのでしょうか?