5月/5年生
【カオス脱却!】挫折知らずの塾プリント整理術のススメ
1. 塾からの大量プリントがカオス状態!
中学受験の学習塾ではカリキュラムも一気に本格化される5年生。そこで親の悩みがまたひとつ増えます。それは大量に配られるプリントを管理できずカオス状態になること…。子供単独でのプリント整理は不可能。では親が介入したらどうでしょう。教科ごとにバインダーに挟み込み整理しても…あれ…やっぱりカオス状態です。
大量プリントをシンプルに管理する
我が家で実践した方法をご紹介します
全てのプリントを漏れなく完璧に管理しようとしても、大量すぎてうまくいきません。そこで我が家では割り切った考え方を導入しました。それが ”整理” することを放棄し”抽出”するという考え方を導入することです。
1-1. 塾で配られるプリントとにかく量が多い
中学受験向けの学習塾。なぜ、あんなに大量のプリントを配布するのでしょうか? デジタル化が進んだ令和のこの時代に紙、紙、紙…。昨今はオンラインでのサービスも増えていますが、現在の中学受験の塾では、やはりプリント管理は避けられない状況となっています。
我が家では息子と娘の中学受験6年間で、大手塾2社、中堅塾1社、個別指導塾1社を経験していますが、いずれもプリントの量はとにかく量が多かった…。
お知らせ系のプリントはなくなり、オンライン化やメールでの通知になっていますが、令和5年現在でもなくならないものがあります。それは漢字プリント、計算プリント、テストやその解答、補習のためのプリントなど、子供たちが実際に勉強で使うプリントたちです。
1-2. 配られるプリントは主に3種類
子供はどんなプリントを持ち帰ってくるのでしょうか?塾からのお知らせの類を除くと概ね3種類に分類されます。
(1)演習プリント
最も多いのはコレではないでしょうか?問題集のコピーだったり、講師が作成した演習であったり…これは宿題の課題となっていることがあるので注意が必要です。
(2)小テスト結果
塾のカリキュラムの中で小テストなどを実施して、丸つけや直しまで終わっているようなプリント群です。漢字や計算から理社の一問一答まで…これも数が多いです。
(3)補足プリント
最後は塾で使っているテキストの内容を補足するようなプリント群です。歴史の年号の語呂合わせプリントだったり、円周率計算の補足的なプリントなどです。
1-3. 整理しようとすると挫折する
これらの大量プリントまっとうに整理しようとすると挫折します。挫折する理由は大きく分けて3つ。
理由① 量が多すぎてとにかく面倒くさい
理由② どこにも分類できないプリントの登場
理由③ 整理しても結局つかわない
量が多すぎてとにかく面倒くさいのは言うまでもありませんが、種類ごとにバインダーを用意しても、どこに分類してよいか分からないプリントが出てきたり、苦労して整理したのにいつまでも使わなかったり…
結果として嫌になり挫折します。
そうであれば、どうせ長続きしない整理は諦めてしまいましょう!我が家で実践して、簡単で長続きするプリント整理の3つの考え方をご紹介します。