6月/6年生
最強の受験候補校選択!成功へ導く“偏差値帯3つのゾーン”とは
1. 併願戦略には幅広い学校の受験が必須
この学校以外は興味がない!ごく稀にそういうご家庭のパパさんママさんとお話しする機会がありますが…そうでなければ一般的には何校かの併願受験をすることになります。
そこでキーになるのが…
候補校は”偏差値”と”入試日”の分散
6年生では毎週といっていいほど模試を受けることになります。その判定模試の志望校欄にどんな学校を書きますか?我が家ではしっかりリスト化をしました。
”偏差値”と”受験日”の分散とはどういうことでしょうか?
1-1. イキナリですが…我が家の受験結果を公開
イキナリですが…我が家の子どもの受験結果を公開したいと思います。おめでとうと言ってほしいワケではなく…見て頂きたいのは縦軸(偏差値)と横軸(入試日)です。
縦軸はその中学校の難易度…つまり合格ラインの偏差値の高さです。横軸は入試本番の日程です。実際には候補には上がっていたものの出願しなかった学校もあります。
リスト化する受験候補校は
“偏差値”と”入試日"でとにかく分散!
もし受験候補校がこのグラフ上でどこかの領域に偏っていたならば…どんなことが起こり得るでしょうか? パパさんママさんから聞いた事例をいくつかご紹介します。
1-2. 実際に見たリスク顕在化の事例
事例① パンフレット受験
受験直前期。公開模試の偏差値がだんだんと下がってしまう状況に。とうぜん受験する学校の合格ライン偏差値も見直すことになるが、前もって検討していなかった。
結果として何となくパンフレットだけ取り寄せて学校訪問すらしていない中学校を受験することに。
そのご家庭では、実際にそのパンフレット受験した学校に進学。子どもは中学生ライフを満喫しているようで結果的には良かったですが…ちょっとギャンブルすぎます。
事例② あわてて親だけ説明会
6年生の秋になってから親だけが各校の入試説明会を奔走し校補校を必死で探すというもの。この時期に子どもも奔走させるワケにはいきませんので親だけでの参加です。
挑戦校で同様の事例もあるそうです…
夏休みまで高嶺の花と思っていた中学校。夏休み後からグングン偏差値が上がり、受験してみようと思い立ち、慌てて入試説明会へ足を運ぶ。できれば避けたいですね。
事例③ 全落ち
最後はメジャーなモノなので説明不要かもしれません。意志を持って第一志望がダメなら公立へというご家庭なら問題ありませんが、意志なき全落ちは避けたいものです。
様々な原因や不運の重なりもあるかと思いますが…
”親による併願戦略のミス”であることが多い模様
受験する学校の偏差値帯が集中した結果。候補校の受験日が2月1日だけに集中した結果。早い段階で受験候補校を分散させていれば避けられたかもしれません。
1-3. ほとんどのご家庭がバランス受験
受験が終わった後にもパパさんママさんとの交流の中で色々な話が耳に入ってきますが、やはりバランス受験するご家庭がほとんどのように感じます。
そうであれば…受験候補校は夏休み前のこの時期に”偏差値”と”入試日”の分散型でリストアップしましょう!