7月/4年生
効率的な夏の計画表 秘訣は極限までのシンプル化
1. 夏休み計画をグダグダにしないために
長い長い夏休み。規則正しい学校生活もないため、油断するとどうしてもグダグダな生活になってしまう。夏休みの計画が、なぜグダグダになってしまうのか?
我が家では学校で配られた
計画表の自由度が高すぎてグダグダに
学校で配られた計画表が1日1日を30分単位でフリーに計画できる超自由なもの。実は大手の中学受験塾でもフリーすぎる夏休み計画表が配られたりします。
自由度が高すぎるので計画を立てるのも面倒くさいし、計画を実行するのもズレズレになる
じゃあ…どんな計画表が良いのでしょうか?
1-1. 計画表は極限までシンプル化する
さっそくですが…学校や塾などで配られがちな”自由度の高すぎる計画表”と我が家で使っていた”超シンプルな計画表”をひとつずつ見ていきましょう。
これは自由すぎる計画表の例です…
(1)計画を立てるのが超面倒くさい
だいたい30分単位もしくは1時間単位で計画できるようになっています。コレで計画を立てても良いですが、とにかく面倒くさい。計画を立てるだけでゲンナリです…。
(2) そもそも計画どおりに行かない
子どもは夏休みで開放的な気分になっています。そんな精神状態のなか30分単位で自分の行動を律するのは困難。ご飯の時間がちょっとズレただけでも計画がブレます。
これら2つの致命的なデメリットを解消するにはどうすれば良いでしょうか? ズバリ 計画表そのものを極限までシンプル化するのが手っ取り早いでしょう。
1-2. 超シンプルな1日7コマ制
さっそくシンプルな計画表を考えてみます。実は超シンプルな計画表の実例が身近なところにあります。よく小学校で使われている ”時間割表” です!
時間割の良いところを見てみましょう。
(1)毎日毎日決まった枠がある
最大の特徴はコレでしょう。学校の授業は1時間目、2時間目、3時間目…という具合に毎日同じ時間帯に枠が用意されています。これこそ極限のシンプル化です。
(2)計画を立てるのが面倒くさくない
計画を立てる時に「何時から何時までコレをやって…」みたいに細かく考える必要はありません。決まった枠にやろうと思っているアイテムを置いていくだけです。
(3)実行時にはかえって予定どおりにいく
時間割は時刻が最優先。決まった時間に1時間目が始まり…決まった時間に2時間目が始まります。やることが終わっていなくても時間でバッサリ区切ります。
自宅ではチャイムはなりませんが、チャイムがなったら授業開始、次のチャイムがなったら授業終了。こんな意識を持つことで意外と計画どおりにいきます。
我が家では子どもと6年間にわたって受験生ライフを過ごし、試行錯誤と改善を重ねた結果…1日7コマ制に落ちつきました。1コマは80分です。