1月/6年生
受験直前期のメンタル対策…絶対に使わないようにした言葉
1. 本番直前…我が家で起きた3段階の問題
受験本番が近づいてくると子供もピリピリして普段では発生しなかった問題が発生するものです。我が家でも想定を超える問題が発生し、まるで修羅場のような状況に…。
その大きな原因のひとつは…
子供の不安感情によるもの
高校受験や大学受験と違い中学受験を実際に受けるのは小学生。我が家の息子を思い返すと、成長したように見えて精神面ははやり未熟な子供だったと改めて感じます。
受験生本人が未熟だからこそ
意識した言葉づかいをご紹介してまいります
まずは我が家で直前期に発生した問題のご紹介から。
1-1. 段階(1) 過去問が合格者平均に届かない
受験というものは、基本的に自分の実力よりも少し背伸びをした学校を第一志望とするモノです。もちろん例外はありますが、多くの受験生がチャレンジングな目標を立てているようです。もちろん我が家の子供たちも…。
そのような状況で必然的に発生するのは…
過去問をやっても合格者平均に届かないという問題
一般的に中学受験の過去問対策は6年生の夏休み後に開始するものです。3ヶ月後には本番を迎える時期です。そして意外と多くの子供が直前期の時点でも合格者平均点に届かないという状況になっているようです。
問題はこの状態で焦ってしまうこと
子供だけじゃなく、われわれ親もです
そして、この状態がとんでもない問題を引き起こします。そのとんでもない問題を我が家の事例でご紹介します。
1-2. 段階(2) 必要以上に良く見せようとする
受験直前期だというのに合格者平均点に届かない。この状況がプレッシャーになり、我が家の息子は「必要以上によく見せようとする」という行動に出てしまいました。
一刻も早く過去問で良い点数を取らなければ…
少しでも良い点数をとって早く安心したい…
おそらく息子はこんな感じの状態だったのでしょう。そこで我が家の息子が取った行動が以下のようなものです。ヤバさのレベルの順で羅列します。
「よく見せようとする行動」
Lv1. 過去問の丸つけの判定が甘くなる
Lv2. 過去問の間違いを勝手に出来たことにする
Lv3. コッソリ答えを写す
我が家の息子はお恥ずかしながら、Lv3に到達してしまいました。でも、なぜここまでヤバい行動がエスカレートしてしまったのでしょうか?親からプレッシャーをかけた記憶は全くなく、心当たりがありません。
原因は通っている塾の同級生にありました
中学受験塾のクラスメートには色んなタイプがいます。攻撃的な発言をする子供もいます。そして、その発言を真に受けてしまう子供もいます。攻撃的発言とは…、
偏差値XX以下の学校なんて行っても意味がない
XX中学校は滑り止め、受かってあたりまえ
自分はとっくに合格者平均に届いている
本当にこういう発言を平気で言ふらしている子供がいます。攻撃的な発言をしているその子供自身も精神的に追い詰められている可能性もありますが…超厄介です。
特に心当たりがないのに子供がやたらプレッシャーを感じて追い詰められている状況であった場合、塾や学校のクラスメートに原因がないか確認してみるのもよいでしょう。
1-3. 段階(3) まさかの受験やめたい発言
我が家の息子はとうとう「受験するのをやめたい」という発言を発してしまうまでに悪化してしまいました。その時期は12月から1月にかけて…受験直前期です。
まさに修羅場のような状況
我が家の事例の場合は、かなり極端な例かもしれません。しかし、直前期になって「受験をやめたい」と子供が言い出す事例は、我が家以外の事例も聞きました。
ここまで悪化してしまった、我が家の状況。結果的には受験本番までにメンタルを回復し、シッカリとした精神状態で受験に挑むことができました。
受験直前の我が家のメンタル対策をご紹介します。