1月/4年生
新学年へ向け転塾検討・・・転塾で分かった良い点と不安な点
1. 転塾を決意したキッカケ…我が家の事例
我が家は結果的に2回の転塾を経験しました。最終的には早稲田アカデミーに落ち着き、受験本番を迎えました。我が家が転塾を決意した最も大きな原因は…
校風が合わないから
まわりのご家庭でも転塾を実施した事例はたくさんありましたが…校風が合わないという理由は多かったようです。それにはちゃんと理由がありそうです。
高校受験や大学受験に比べ
中学受験塾は個性がけっこう強い
今回は我が家での転塾について、具体的な体験談をご紹介させていただきたいと思います!
1-1. 転塾理由① 校風が合わない
最もよくある「転塾理由あるある」はコレでしょう。我が家の場合は、競争が激しすぎる校風が合いませんでした。主な校風はどんなものがあるのでしょうか。
代表的な5つの校風はこの通りです。
(1) 競争風土の激しさ
競争心をあおる風土の強さです。上位のクラスを目指して競争しあう風土。なかなか上位クラスに入れず下位クラスにいると負い目を感じてしまったりします。
(2) 体育会気質の強さ
体育会系気質とは、文字通り…熱量の多さや気合いの高さです。講師の生徒に対する指導も情熱的なものに。はちまきを巻いて、みんなで気合を入れたりします。
(3) 出される宿題の量
宿題を出す量の多さです。さばききれないほどの宿題を出して生徒に極限まで頑張らせる風土。生徒が暇にならないようギリギリまで宿題を出したります。
(4) 校舎数の大規模さ
校舎数の多い大規模な塾か、小規模なこぢんまりとした塾か。小規模だと講師との距離が比較的近いのに対し、大規模塾は講師との距離も生徒数も多い環境となります。
(5) 予習型か復習型か
予習中心の塾は、生徒の自主性を重要視する塾。一方で、復習中心の塾では、シッカリと単元の解説授業を講師が行うので求められる自主性については比較的小さめです。
1-2. 転塾理由② 意外と重要なピアプレッシャー
我が家の子供が意外と重視していたのが友達関係です。子供にありがちな理由なのですが、あの友達が通っている塾にいっしょに通いたい…というもの。
親としても無視…はできません
ピアプレッシャーとは友達(Peer)からの圧力(Pressure)のこと。中学受験においては同じ方向にある目標を持つ友達がいるから頑張れるというもの。
小学生のメンタルはまだまだ未熟です。子供が友達といっしょの塾で頑張りたいというのであれば、転塾することで一気にやる気もアップするかもしれません。
1-3. 転塾理由③ 学費が高すぎる
我が家の息子が最初に通っていた塾は、費用が他の塾にくらべ圧倒的に高かったです。そしてメジャーな大手塾の間にもけっこうな費用差があります。
我が家では転塾をすることで
月々の塾の費用が約半分になりました
それほど中学受験塾は費用面でも個性が強いということです。転塾により大きく費用が変わることもあります。ちなみに…気を付けるべき点が一点あります。
塾のための塾の存在です
塾によっては、塾のレベルについていくための塾というものが存在します。その場合はダブルで塾費用が掛かってきますので注意が必要です。