8月/6年生
勉強スケジュールの最終見直し 超重要な時間管理の秘訣
1. 受験直前期における3つの変化
6年生の夏休みが終わると受験本番まで半年を切り、いわゆる「受験直前期」と呼ばれる期間がやってきます。親としてやることは多くありますが、
子どもの週間スケジュールの
メンテナンスが必須となります
いわずもがなかもしれませんが、6年生の秋以降…それまでの勉強習慣を変える3つの変化がやってきます。その変化に対応するスケジュールを立てる必要があります。
本記事では我が家で実施した、6年生の受験直前期におけるスケジュールの見直しについてご紹介します。
1-1. 変化① 勉強時間は最大まで積む
ひとつめの変化は勉強時間です。
週間スケジュールを立てる際に、1週間の勉強時間の目安は意識されていますでしょうか? 以下の表は大手塾や模試会社が提唱する目安時間を筆者がまとめたものです。
目安となる勉強時間
6年生の後半で一気に拡大します
学校や塾に通っている時間以外にも1週間で28時間の勉強時間が推奨されています。この28時間というのは、どの程度の勉強時間なのでしょうか…?
空き時間は勉強にフル投入というレベルです
勉強時間というのは子どもそれぞれかと思いますが、少なくとも6年生後半戦、受験直前期に向けて勉強時間の見直しは必須といえるでしょう。
1-2. 変化② 過去問対策の時間確保
ふたつめの変化は過去問対策時間の確保です。
受験直前期で最も多くの時間を割くことになるのが過去問を解く時間。明示的な過去問対策の時間確保は必須です。
理由は上記のとおり。仮に6校の過去問を3年分やろうとすると3ヶ月ほど掛かります。 私の息子が通っていた塾のように宿題として過去問対策をする塾もありますが、1週間で6時間〜8時間程度を確保した場合でも3ヶ月ほど掛かります。
1-3. 変化③ 週末は公開模試ざんまい
みっつめの変化は週末の公開模試です。
6年生後半といえば公開模試です。首都圏の大手4社の模試のスケジュールを見てみましょう。
9月〜12月までは、毎月毎月4社とも公開模試が開催されています。我が家では四谷大塚と首都模試を受けていましたので、ほぼ毎週末は公開模試です。 公開模試のあとには間違い直しをする時間も必要となります。そのため我が家では、日曜日の午前中はスッポリと模試用の時間として空けておきました。