4月/6年生 6年生の模試ラッシュ開始・・・公開模試は正しい復習が”超”重要 中学受験の親『今、これをやろう!』~ゆずぱの本音の実体験談~
中学受験の親『今、これをやろう!』~ゆずぱの本音の実体験談~
2024.04.01
読了目安:6分

4月/6年生
6年生の模試ラッシュ開始・・・公開模試は正しい復習が”超”重要

1.公開模試の3つの基礎知識

6年生になるといよいよ受験本番。子供にとってはまだ実感が伴いませんが、5年生までの受験生活と6年生の受験生活で大きく変化することがあります。

毎週のように公開模試があること

公開模試とは業者が開催する中学受験生向けのテストのこと。何社もの業者がこの公開模試を開催していますが、中学受験生にとっては、受けることが必須です。

この公開模試の活用の仕方が超重要です

模試と聞くと、メインの目的は ”現在の自分の位置の確認”や”実力だめし”のイメージを持ちますが、中学受験の模試の問題は超優良な教材というとらえ方もできます。

そして…
模試の復習こそ勝敗に大きく影響します

それでは6年生から毎週のように発生する公開模試について、まずは3つの基本知識から確認しましょう。

1-1. 6年生向けは”ほぼ毎月開催”

冒頭でお伝えしたとおり、6年生になると…ほぼ毎週のように公開模試が開催されています。まずは首都圏のメジャーな模試の開催状況を見てみましょう。

主な公開模試首都圏編
主な公開模試首都圏編

自分の子供がどの公開模試を受けるかによって、そのスケジュールや頻度は変わってきますが、少なくとも1ヶ月に1回から2回の公開模試を受けることになるでしょう。

この中学受験生用の模試…
大量の受験生が模試を受けます

受験する母集団の違いに注意
受験する母集団の違いに注意

大きな模試であれば10,000人以上もの受験生が受験することになります。それぞれの模試で母集団が異なるため、シッカリ理解した上でどの模試を受けるか決めましょう。
複数の模試受験については後述します。

1-2. ”実力だめしというより”超優良教材”

公開模試は、これだけたくさんの受験生が受験するため、実力だめしには持ってこいです。かなり正確な自分の実力やその時点でのポジションを確認することができます。

でも結果に一喜一憂してはいけません
むしろ公開模試は超優良教材というとらえ方を!

公開模試の一般的なイメージ
公開模試の一般的なイメージ

公開模試の一般的なイメージはやっぱり“実力だめし”…。でも公開模試の問題は受験勉強には有用なものなので、超優良な教材という考え方をすると良いです。

意識すべき公開模試のイメージ
意識すべき公開模試のイメージ

公開模試=超優良教材の所以を3つお伝えします

(1) 良問ばかりで奇問がすくない
(2)問題ごとに正答率が公開される
(3)基礎から発展まで満遍なく出題される

公開模試というのは、その受験企業の顔とも言えるようなイベントです。多大な労力をかけて問題を作成していることでしょう。その結果なのか…良問ばかりです。

また、公開模試の最大の特徴は、問題ごとに受験者全体の正答率が公開されます。これは自分のライバルたちの正答率です。こんなに有用な情報はありません。

そして、公開模試の目的の1つは、正確な合否判定をすること。幅広い偏差値帯の生徒が受験します。正確な偏差値を測るため基礎から応用までバランスよく出題されます。

これが公開模試=超優良教材という所以です

1-3. 公開模試の復習に全力を注げ

公開模試の問題が超優良な教材であることは前述したとおりです。そうであれば…公開模試の復習に全力を注がない理由が見当たらないでしょう。

公開模試は結果よりも復習に注力!

復習のやり方はとてもシンプルです。自分の目標偏差値を決めて、その偏差値では絶対に落としてはいけない問題を抽出し、間違い直しノートに直す。これだけです。

(1) 自分の目標偏差値を決める

まず自分の目標とする偏差値を決めます。志望校の80%偏差値でも良いですが、10以上離れている場合は、その中間を目標にしても良いでしょう。

公開模試を使った間違え直し
公開模試を使った間違え直し

目標偏差値が決まったら、絶対に落としてはいけない問題の正答率も分かります。以下の表で確認しましょう。

(2) 絶対に落とせない問題を抽出する

次は、絶対に落としてはいけない問題を抽出します。公開模試では採点後に成績表が届きます。自分の解答が正答なのか誤答なのか、そしてその問題の正答率が分かります。

落としてはいけない正答率の問題
落としてはいけない正答率の問題

自分が絶対に落としてはいけない正答率の問題を誤答していたら、その問題が復習すべき問題です。

(3) 間違い直しノートに直す

最後は抽出された問題の間違い直しをします。間違い直しノートに、なぜ間違えてしまったのか?つぎ解けるようにするにはどうすれば良いかをシッカリ記録します。

間違えた理由を簡潔に書く
間違えた理由を簡潔に書く

自分が間違えてしまった理由をひとことで簡潔に書くことで、着実に解くことができるようになります。

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