【中学受験】速報!早くから過去問が売れていた学校はどこ?~後半~○○県は1校もナシ…
出典:声教チャンネル(声の教育社)
記事:metasc
▼8月に過去問が売れるということは…後編
前編で東京の状況についてお話しましたが、後編では神奈川県・千葉県・埼玉県の現状についてお話します。
▼2023年度8月上旬の過去問の人気校…神奈川県・千葉県・埼玉県
神奈川男子校2校!埼玉男子校1校のみ!
◇神奈川県(男子)
・聖光学院
・逗子開成
◇埼玉県(男子)
・立教新座
※順不同
昨年、神奈川では聖光学院と逗子開成が注目されていました。男子校2校のみです。実際、聖光学院は受験生も増え、逗子開成などはSAPIX生も増えました。レベルが上がっていることがうかがえます。

▼昨年の8月上旬よりも売れた学校…神奈川県・千葉県・埼玉県
今年は神奈川県の男子校は0校で、千葉県はトータルで0校です。
埼玉県は面白い結果になっています。
第一志望校への強い願望があるのかもしれません。
◇神奈川県(女子)
・湘南白百合
◇◇神奈川県(共学)
・関東学院
・湘南学園
・東海大相模
・横浜創英
・中央横浜
◇埼玉県(共学)
・栄東
・開智
※順不同

▼神奈川県で販売数が増えた学校
◆湘南白百合
女子校の湘南白百合は本当に素晴らしいと感じます。その発信力という点でも素晴らしく、非常に印象深いです。しかし、全体としての過去問の売上には大きな変動はないと思うのですが、第一志望が増えているのかもしれませんね。
大学との提携も行い、今年は東京大学の理Ⅲに合格者が出たりと躍進がうかがえます。

◆関東学院
関東学院は森田校長先生が印象的です。関東学院は9月3日(日)首都模試試験会場になっており、の保護者会後にパネルディスカッションをさせていただきます。横浜雙葉の先生方も参加されるので、その際に2月2日の試験新設についても聞いてみたいと思っています。

◆湘南学園
湘南学園も昨年あたりから人気です。先日説明会に参加してきましたが、校長先生が印象的で学校説明の冒頭15分程度は「環境保全セミナー」のような世界に目を向けたお話をされていました。湘南学園では、元々ESD入試ということを実施しています。ESDとはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な社会の担い手を育む教育」と訳され、教育の中でのSDGsのような動きです。湘南学園は一歩進んだ取り組みをしており、この時代に合っていると感じる唯一無二な存在感を感じる学校です。

◆東海大相模
東海大相模では、多岐に渡る学部のある東海大学に進学が可能で、大学附属校としての利点もあるので、生徒たちはのびのびと学ぶことができます。 以前の教頭先生で「学校自慢・生徒自慢」が大得意な先生がいましたが、この学校をさらに魅力的にしていると思います。生徒を誇りに思う先生がいるのは素晴らしいことで、それがこの学校の特徴だと感じます。
◆横浜創英
横浜創英は人気がありますが、今年高校入試を大きく変更しました。具体的には、併願推薦をやめるという方針を打ち出しました。中学受験を行うご家庭では高校入試情報は入っていないかもしれないですが、これは画期的なことです。
神奈川県では多くの学校で併願推薦が一般的だったため、試験での一発勝負で入学する方式は珍しいのが現状です。神奈川県で試験一発での入試は他に慶應義塾高校くらいです。

発信力のある校長先生を含め、これからの日本の学校の在り方自体を変えられるような試みを色々と行っていこうとお考えのようです。湘南学園の話ともつながりますが、ひとつの学校の中での人気だけでなく、もっと大きな視野での改革と工夫を進めている印象があります。

◆中央大学附属横浜
昨年はGMARCHの附属学校の中で青山学院横浜英和が人気になりましたが、それ以外は附属校人気が落ち着いたと言われていました。難しくなってしまったので、敢えて避けていたのかもしれません。今回はその去年の落ち着いた状況がただ戻って人気になっているだけかもしれないとの見方もあります。この変動については、今後の動向を見守る必要があるでしょう。
▼千葉県で販売数が増えた学校
千葉県は昨年の8月時点での過去問販売数を上回った学校はありません。
しかし、渋谷教育学園幕張の先生からは、説明会にはたくさんの受験生が集まったと聞いています。 生徒主体のプレゼンにしたところ、とても評判がよかったとのことです。生徒さんからの発信力も魅力的で、先生方も生徒を誇りに思っています。

▼埼玉県で販売数が増えた学校
埼玉県は面白い結果になっています。
◆栄東
去年は品切れの状態になったこともあるようで、それで早く購入する受験生が増えた可能性もあります。栄東は本来1月のお試し受験で受ける場合で過去問が売れており、そのため過去問の購入は遅い時期でした。
しかし、栄東の人気はますます増大しており、第一志望校として受験することが増えています。調査したところ、昨年と比べて現時点の過去問販売数は
「153%の増加」
が確認されました。1.5倍となっています。昨年は年内で売り切れていた状況があり、今年も同様の状況が予想されるため、注意が必要だと思います。
栄東の先生方も、今年の進展について非常に良いと感じているようです。基本的に受け入れを絞らない方針を持っているとのことで、その影響もあるのかもしれませんね。
栄東は…
「受験お試し校ではなく、本命校としての受験に変わってきている」ようです。

◆開智
開智が開智所沢と同じ問題で併願できるとのことで、今年の受験生にとっての関心が高い可能性がありますね。受験生のエリアが広がることも考慮に入れると、この学校に対する関心が高まっていることが分かります。実際に調査したところ、
「176%の増加」
が確認されたようです。
2校分でしかも新しい学校なので納得です。通常、新しい学校には過去問が存在しない場合が多いですが、このケースでは過去問を作成することができる特異な状況となっています。もっとたくさん制作したかったですが、もしかしたら売り切れるかもしれません。

▼前編・後編のまとめ
今現在の販売状況から、動向をまとめると
☑国際系の人気が継続
☑三輪田や湘南白百合など、昨年の人気校は第一志望者がさらに増加
が言えます。
国際系は人気が目立ちますね。横浜創英もそうですが、新しい教育の方針が見られる学校がよく見られます。女子校に関しては、普連土や学習院女子はこれまでにない動きかもしれませんが、三輪田や湘南白百合はあまり変化ないかもしれないので、引き続き要注意ですね。

神奈川県に関しては
☑横浜・川崎の学校が意外に少ない
☑湘南地区などの神奈川県西側エリアの人気が増大
学校がたくさんあって、増えてもよさそうな横浜・川崎エリアの人数が意外と少なく、今年話題になりましたが、湘南地区、神奈川県の西側のエリアが意外と人気が増えました。横須賀学院がその例です。この流れは継続するかもしれません。もしかすると、東横線沿線などで神奈川県に比較的近いエリアにお住まいの東京の受験生は、神奈川の学校を視野に入れても良いかもしれません。

受験生はやはり、東京にながれている傾向は感じられます。今年の受験生は高校受験も含めて、コロナが落ち着いている分、少しゆとりがある感じがします。今回の動きを念頭におきつつ、実際に過去問がどう動いたか、11月15日の出庫率の動画をお送りいたします。

今回は以上です。東京は以上です。