【中学受験】速報!最新4模試受験者総数は?意外にも〇科受験が増加?実は今のところ過去問が…
出典:声教チャンネル(声の教育社)
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▼6・7月の4模試の受験者動向
今年の6月と7月の4模試の受験者結果を見てみましょう。(データ提供:エデュケーショナルネットワークの池田先生)昨年は受験者数が大幅に増加し、そのまま実際の受験者数も史上最多となりました。
<昨年>
■6・7月の四模試受験者総数:51,293名
□実際の中学受験者総数:52,600名(史上最多!)
<今年>
■6・7月の四模試受験者総数:50,780名

全体的に見て、男女合計では1%の減少が見られ、男子は2%の減少となっていますが、女子は0.1%僅かに増えているようですね。昨年は男子の受験者数が大幅に増え、「大丈夫か?」と心配されていましたが、結局は非常に厳しい入試となりました。今回は2%の減少ですが、それにより入試が大幅に易しくなるとは思えません。
また、今回は模試日程が変更され、通常6月の最終週に行われていた日能研模試が7月2日にずれたことにより、首都模試と日能研模試が重なってしまいました。午前と午後に分けて模試を受けることも可能かもしれませんが、今年は分散して受験していた可能性があります。 昨年のように別日で実施されていれば、複数の模試を受験していたかもしれません。そのため、今回の結果で全体が1%減少していると報告されていますが、実際には減少していない可能性も考えられます。
▼中学受験を回避する家庭も?
エデュケーショナルネットワークの池田先生の分析によれば、
☑男子の受験者数が減少している原因として…
「中学受験が厳しいという認識から受験を回避している生徒もいるかもしれない」
という見方があります。さらに、今年の様々な受験関連のニュースや記事を見て感じた新たな傾向は、
☑中学受験が過熱していることから…
「受験を避けて高校受験から進学を選択する動きが見られるようになった」
ということです。

去年はこのような傾向はあまり聞かれませんでした。受験を避けるという選択も、その厳しさを考えれば理解できます。中学受験は準備期間が長いため、低学年から始めないと間に合わない、という重圧も存在します。このような状況がさらに受験戦争をエスカレートさせている面もあると言えるでしょう
そこで「ゆる受験」という言い方がありますが、このようなゆる受験の仕方が受験者数を広げているという考え方もあるのです。ただし、新規で急に受験しようと思い立つだけでは、なかなか合格は難しいという現実もあり、受験自体を控えていることもあるかもしれません。
しかし、何年もの間受験準備を続けてきた人たちが、受験者数が多いという理由で受験を止める可能性は少ないと思います。さまざまな合同相談会で相談を受ける中で、「もう止めようか」という声も耳にします。特にお父さんたちからそのような声が多く、お子さんのために仕事から帰宅後も受験準備に相当な努力をしているケースが多いです。
その結果、子どもの成績が少しずつ上がるとよいのですが、成績が伸び悩むと、子どもだけでなくお父さん自身のモチベーションも下がることがあるようです。ですが、やはりなかなか受験を止められないのです。
それに加えて、我々が情報を提供し続けることも、時としてプレッシャーになってしまうかもしれません。「これをやった方が良い」、「これをしなければダメ」という意見が飛び交い、中学受験が大変なイベントとなってしまっています。 ある程度塾に任せるという選択も、本当は有効な手段だと思う部分もあるのですが、それもまた一つの課題となっています。
▼受験科目の傾向
具体的な数字を見てみると…
☑2科目受験の入試を選ぶ人が増えている
☑男子も2科目受験が増えている
受験が過熱しているという話とは矛盾しますが、2科目受験を選ぶ、そういった「ライト層」の動きが増えているとも言えます。

例えば今年、日本学園は、2科目・4科目選択の試験を2回行ったのですが…次年度は4科目のみ
2科目の試験を2回受けるよりも、4科目試験を受けた方が絶対的に有利
しかし…
2科目受験を選ぶ生徒、特に男子生徒が増えている!
何が原因でこれが起こっているのか、はっきりとはわかりません。受験が辛くなり、4科目から2科目に変える生徒が増えたのか、あるいは急に受験を決意して、最初から2科目選択をした生徒が増えたのかもしれません。
女子校は学校数が多いことを考えると、2科目受験を選ぶのは理解できます。しかし、男子であえて2科目を選ぶという動きが増えているのはどういう傾向なのか気になります。
志望校の選び方などを考えてみると、受験生の選択肢が広がり、一方で無理は避けたいという考えが増えているのかもしれません。つまり、上位層ではなく中堅層の受験生が増えているのかもしれません。この傾向は最近ずっと続いているようです。
▼受験熱が少し落ち着いた?
私たちも7月1日に新宿住友三角広場で合同相談会を開催しましたが、参加者の数は確かに減りました。それには多くの反省点もあると思いますが、その後の合同相談会でも参加者が大幅に増えたという話は聞きません。実際、多くの学校の先生たちからも参加者のキャンセルが増えているという声を聞いています。

これは、
エスカレートしていた受験熱が少し冷めてきた
ようにも感じられます。
具体的には、過去問の売れ行きも今のところ鈍いような状況です。これは今後具体的に売れ行きの良い学校を調べて、過去問シーズンの秋になる前から売れていた等々、今後詳しくお知らせしようと思います

新型コロナウイルスの状況がほぼ開けて、大分落ち着いてきており、一時期のように「大変、大変」という雰囲気は少なくなってきました。そういった状況変化も、皆さんが少し冷静に、慌てずに受験に向き合える環境になってきているのかと思われます。
▼まとめ

☑全体の4科模試受験者数は微減
☑女子の受験者数は変わらず、男子が微減
☑男女とも2科目受験が増加
その結果、中学受験に挑戦しようと思っている受験生たちが過度に心配する必要はないと思われます。もちろん、受験が楽になるかというと、そこまでの変化でもありません。
▼今後の予定について
今後は、まず今年の状況がどうだったのかをお知らせします。今年2023年の1月と2月の入試について掘り下げて詳しく語ります。以前にも触れましたが、入試変更点についても今後少し追加の情報がありますのでお話します。

さらに、過去問の販売状況についても
☑本格的に売れ始める前に特に売れていた学校
☑出庫率
についても取り上げます。
また、声教保護者会の内容が近く公開される予定です。
以上が今回の内容となります。