栄東

基本情報

創立年	1992年
系列校	小・高・大・専門
宗教	なし
高校募集	あり
給食	中学のみ
食堂利用	高校のみ （中学は土曜のみ可）
軽食・販売	高校のみ （中学生は土曜のみ可）
プール	温水
登校時間	8:35
土曜授業	月3回

施設

総敷地面積71,500平方メートルを誇り、野球部が練習を行う総合グラウンドや、サッカー部やアメフト部が使用する南グランドはスポーツ活動の中心です。第一校舎棟はHR教室が集まり、第二校舎棟では最新のコンピュータ設備が整い、第三校舎棟には500席のCCホールや視聴覚室があります。第四校舎棟は「アルファ棟」と呼ばれ、色分けされた各階とガラス張りの教室が特徴です。第五校舎棟には同窓会館があり、第六校舎棟はゼミ室や部室として使用されています。瑞想庵では茶道部が活動し、カフェテリアは豊富なメニューが魅力です。その他900席の講堂、屋内温水プールや図書室、体育館、テニスコートなども完備されています。

設立の背景、沿革

1971年に学校法人佐藤栄学園として認可され、1978年に埼玉栄東高等学校が設置認可されました。翌年に開校し、管理棟や体育館が完成しました。1988年には校舎棟の増築とともに英国短期語学研修制度を導入、アメリカ西海岸への修学旅行が開始されました。1992年には栄東高等学校に改称し、栄東中学校が設置され、中高一貫教育がスタートしました。1994年に高校が男女共学となり、2002年には中高合同校舎へ移転しました。2008年には総合グラウンドが完成し、2012年にはアメリカ東・西海岸修学旅行が開始されました。

教育内容

中学校には「東大クラス」と「難関大クラス」があり、両クラスともアクティブ・ラーニング（AL）を教育の中心に据えています。中学3年生では高校の先取り授業を行い、学年が進むにつれてクラス間の移動も可能です。ALは、講義形式ではなく、課題研究やグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどを通じて、生徒の自発的な思考と議論を促進します。高校では「東医」と「α（アルファ）」のクラスが設置され、2年次から文系・理系および習熟度別にクラス編成されます。3年次には志望大学の入試形態に合わせた授業が行われ、個別の入試対策が充実しています。土曜日には自由選択の授業があり、約40の講座から選ぶことができます。

英語教育・海外研修

中学3年生はオーストラリアを訪れ、ホームステイや現地校訪問を通じて現地の数学や理科の授業に参加し、京都での研究内容を英語でプレゼンする機会もあります。事前の英語授業で基礎を学び、AETと共にコミュニケーション能力を高め、現地で実践します。高校2年生はアメリカでの研修を通じて、ニューヨークやワシントン、ボストンを訪れ、文化や経済、歴史を学びながら、現地の高校生と交流します。さらに、Global Studies Programでは、海外の一流大学生や大学院生と共に、様々なテーマについて英語でディスカッションやグループワークを行い、深い学びを得ることができます。

行事

4月には入学式と日帰り校外AL、中間試験、授業参観が行われます。6月には栄東祭（文化祭）や弁論大会、ビブリオバトル、進路ガイダンスが開催されます。7月には期末試験、8月にはGlobal Studies Programや海外研修プログラム、各学年の校外活動や三者面談、進路ガイダンス、夏期講習が実施されます。9月には栄東祭（体育祭）や海外ALが予定され、10月には合唱コンクールや課題研究ポスターセッションが行われます。11月には中学3年生の海外AL、12月には期末試験と冬季講習が実施されます。2月には入試直前講習があり、3月にはAL土曜講座発表会や学年末試験、卒業式が行われます。

キャリア教育・進路指導

「キャリアAL」では、20年後の自分を想像し、その履歴書を書きながら必要な免許や資格、進路を自ら調べることで夢を具体化します。また、「ジョブ・コンテンツ」では、各分野で活躍する卒業生や保護者による講演を通じて、様々な職業の具体的な内容や求められる資質を学びます。これにより、自分の将来について考える良いきっかけを提供します。高校3年次には、志望大学の入試形態に合わせた授業クラスを編成し、個別の入試対策を重ね、第一志望校合格を目指します。

部活動