東邦大学付属東邦

基本情報

創立年	1961年
系列校	高・大・専門
宗教	なし
高校募集	なし
給食	なし
食堂利用	あり
軽食・販売	あり
プール	温水
登校時間	8:25
土曜授業	毎週

施設

最新の排気装置を完備した第二化学実験室、450名を収容する視聴覚大ホール、400名が利用可能な多目的ホール、そして74,000冊の蔵書と180席を持つ図書館が学びの場を豊かにしています。また、セミナー館では400席のカフェテリアや特別演習室を備え、天体観測室では300mmの反射式望遠鏡を含む複数の望遠鏡で宇宙を観察できます。スポーツ施設も充実しており、25mの7コースを持つ室内温水プールや全面人工芝のグラウンドを完備しています。

設立の背景、沿革

1925年に帝国女子医学専門学校として東京大森で開校しました。1952年には東邦大学付属東邦高等学校が設立され、1961年には東邦中学校が創立されました。学校は男女共学を1955年に実施し、1968年には現在地へ校舎を移転。校舎や施設の拡充が進み、特に1989年には大規模なグラウンド整備が完了しました。その後も、2013年には校舎間のスカイパースが付設され、2023年には中学校部室棟建替え工事が完成しました。

教育内容

「自分探し学習（EXPLORING STUDY）」に基づき、自主的かつ能動的な学びを提供しています。授業は週34単位時間、6日制の50分授業で運営され、3学期制による教育カリキュラムで「精選と深化」を実施し、高3の1学期で全範囲の完習を目指しています。また、文理それぞれに対応したリベラルアーツ型教育課程を展開し、理系は5教科8科目、文系は6教科7科目のセンター試験対策を行っています。
また、総合的な学習の時間として、中学では前半を校外学習や修学旅行に関連したテーマ学習に、後半を教科関連講座に割り当て、高校では学生が各自の関心に基づいたテーマでレポート作成を行うことで、実践的な学びの場を提供しています。

英語教育・海外研修

高校生向けにハーバード大学生と共に行う「SLICE」プログラムをオンラインで実施し、英語でのディスカッションやプレゼンテーションスキルを磨きます。中学生には、留学生と共に英語で学ぶ「Power in ME」プログラムを提供しています。また、全学年対象のブリティッシュヒルズ研修では、イギリス文化を体験しながら英語漬けの日々を過ごします。海外プログラムも提供しており、シンガポール研修では現地の学校授業に参加し、マレーシアを訪問もあります。

行事

4月に始業式や入学式、保護者会などが行われます。5月は創立記念日と中間考査が中心で、9月には防災訓練や文化祭「銀杏祭」が開催されます。10月の体育祭や、11月の音楽祭は学校生活を彩る大きなイベントです。12月と1月は期末考査や冬期講習が行われ、2月にはSpeech Contestが中学生の間で実施されます。3月は学年末考査と卒業式が行われ、一年の締めくくりとなります。また、中学3年生と高校2年生は夏と春に海外研修の機会があります。

キャリア教育・進路指導

演習や実験、実習を多く取り入れた教育で、すべての教材を高校3年の第1学期までに終える東邦型早期完習学習を実施しています。また、文系と理系に分かれた多様な選択科目も設け、生徒一人ひとりの個性と進路に合わせた支援を行っています。

部活動