横浜隼人

基本情報

創立年	1979年
系列校	高
宗教	なし
高校募集	あり
給食	なし
食堂利用	高校のみ （中学は土曜と放課後のみ可）
軽食・販売	あり
プール	冷水
登校時間	8:20
土曜授業	月2回

施設

体育館は３つ、図書室には80席以上の自習スペースとパソコンが設置されています。2つのコンピュータ室とLL教室には40台以上のパソコンがあり、情報工学研究部や隼人ブロードバンドの活動も行われます。音楽室にはグランドピアノとオーディオ設備が完備され、美術室には20体以上の石膏像が揃っています。理科室や調理室は設備が充実、硬式野球場にはアナウンス室とナイター施設が完備され、食堂は450席あり、夕方まで利用可能です。新校舎には5階フリースペースや広い昇降口前ピロティ、特別教室、多目的スペースがあります。校舎内は吹き抜けと全面ガラス張りで明るく、節電にも配慮された「人感知センサー」が導入されています。

設立の背景、沿革

1949年に財団法人大谷学園が設立されたことから始まり、1979年には隼人中学校が設立されました。1985年に中学校、1987年に高等学校に女子生徒の入学が始まりました。1988年には本館校舎が完成し、高等学校に国際語科が開設されました。1990年に国際語科の第1回海外研修が始まり、1993年には普通科のアメリカ夏期語学研修がスタートしました。1993年には横浜隼人中学・高等学校と校名が変更され、1994年にはアメリカ姉妹校への留学制度が開始されました。2003年には高等学校に特別選抜コースが設置され、2015年に新校舎が完成しました。

教育内容

中学では「アクティブラーニング」を取り入れ、自分の考えをまとめ、仲間と意見交換を行うことで理解を深めます。英語と数学は習熟度別授業を実施。放課後には部活動や個別指導、アシスト補習があり、学習をサポートします。また、漢字コンテストや英語コンテスト、ハヤト数検などで学習の成果を確認し合います。
高校では、特別選抜コース・特進コース・進学コースの3つのコースが用意され、生徒の実力と適性に応じた学習が行われます。国際語科では英語を中心としたカリキュラムで国際人の育成を目指します。二期制と隔週5日制を採用し、夏期講習では、自由に選択できる多様な講座が用意されています。

英語教育・海外研修

中学3年生はカナダのバンクーバーで5泊7日の「カナダ研修」を行い、自然体験や地元校との交流を通じて成長します。希望者はさらに、夏休みに3週間の短期留学が可能で、現地の大学で講義を受け、異文化交流を体験します。1年生は2日間の校内語学研修、2年生は福島県の「ブリティッシュヒルズ」での国内語学研修を経て基礎を固めます。高校2年次には、アメリカやカナダの提携校での1年間の長期留学プログラムや3ヶ月の短期留学プログラムもあり、実践的な英語力と国際感覚を養います。

行事

4月は入学式や新入生オリエンテーション、保護者懇談会が行われます。5月には1年生の宿泊研修や各学年ごとの防災減災教室、救急救命講習が特徴的です。6月の学園創立記念日や前期中間テスト、芸術鑑賞も重要な行事です。7月と8月には夏期講習と地域公開教室、オープンキャンパスが開催されます。9月は隼輝祭（文化祭）で盛り上がり、10月には校内語学研修や国内語学研修、カナダ研修、スポーツフェスティバルが行われます。11月は英語スピーチコンテスト、12月は後期中間テストと三者面談が行われ、1月には実力テストが実施されます。2月から3月にかけては中学・高校入試、生徒総会、合唱祭、後期期末テスト、卒業式と続きます。

キャリア教育・進路指導

小論文・面接指導では、思考力の育成や幅広い知識の活用方法を教え、面接対策も身だしなみや言葉遣いまで指導します。補習・講座は、生徒一人ひとりの学力向上を図るため、大学入試対策講座も含めて多様に用意され、無料で受講可能です。1年生から3年生まで、それぞれの学年に応じた補習・講座が開講されており、予備校に頼らずに難関大学合格を目指すことができます。また、進路別ガイダンスやセンター試験ガイダンス、指定校・公募推薦ガイダンス、卒業生講演会、進路ガイダンス、保護者対象進路説明会などを通じて、進路選択をサポートしています。オープンキャンパスへの参加も奨励し、実際の大学生活を体験する機会を提供します。

部活動