横浜女学院

基本情報

創立年	1947年
系列校	高
宗教	プロテスタント
高校募集	あり（帰国生のみ）
給食	なし
食堂利用	なし
軽食・販売	あり
プール	なし
登校時間	8:15
土曜授業	毎週

施設

本館教室は新しい机が導入され、快適な学習空間を提供しています。新館教室や南棟教室、体育館教室など、多様な教室が備わっており、生徒の活動に応じた利用が可能です。体育館では各種スポーツ活動が行われ、南棟音楽室は多目的ホールとしても利用されます。理科室や調理室は、実験や実習に適した設備が整っています。メディアセンターでは、豊富な資料を利用して自主学習が可能です。さらに、作法室や進路指導室も設置されています。

設立の背景、沿革

1886（明治19）年創立の横浜千歳女子商業学校と1943（昭和18）年創立の神奈川女子商業学校を金子正先生が、太平洋戦争の戦禍からの再興のために1947（昭和22）年の合併創立により誕生しました。前史をさかのぼれば130年を超える伝統を有しています。日本プロテスタント発祥の聖地である山手の丘の上、豊かな緑の生命感の中で女子教育を行ってきました。

教育内容

教科学習と人間教育、国際教育を融合させた「国際教養クラス」と、緻密な学習体制で真の実力を培う「アカデミークラス」を提供しています。国際教養クラスは英語を使用し、国公立大学や海外大学を目指す生徒をサポートします。アカデミークラスでは多様な経験を通じて難関大学への進学を目指します。さらに、CLIL（内容言語統合型学習）を導入し、教科内容と英語を相乗効果で学びます。「探究×Sustainable Development」では、世界の課題に対して行動する力を育成し、講演会やワークショップを通じて価値観を揺さぶり、新たな創造力を引き出します。

英語教育・海外研修

中学3年生全員が参加するニュージーランド海外セミナーでは、クライストチャーチでのホームステイや語学学校での学習、オークランドでの農場体験を通じて英語力と協働力を高めます。高校では、アメリカやヨーロッパ、台湾での海外セミナーを実施し、希望者は国際研究に所属して準備を進めます。また、異文化理解を深めるための留学プログラムや推薦留学制度も充実しています。さらに、中1・中2ではドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語を学び、中3からは選択制で探究型プログラムに参加することで、多文化共生と世界の諸問題への意識を向上させます。

行事

4月の入学式と1学期始業式に始まり、イースター礼拝や中1・中2の八学会が行われます。5月には芸術鑑賞会やペンテコステ礼拝、6月には花の日礼拝や体育祭が開催されます。7月には期末試験やアメリカ海外セミナー、中3のニュージーランド語学研修などがあり、夏期講習も実施されます。9月には合併創立記念礼拝やコーラスコンクール、11月には文化祭「なでしこ祭」とクリスマスツリー点灯式があります。12月にはクリスマス礼拝と高2総合セミナーが行われ、1月には成人を祝う会や百人一首カルタ会が行われます。3月には高校卒業式と3学期終業式が締めくくられます。

キャリア教育・進路指導

中学1・2年生対象の大学生補習では、英語や数学の理解を深め、生活面のアドバイスを受けながら学習習慣を身につけます。各学年対象の夏期・冬期・春期講習では、ハイレベルと基礎講座を設置し、苦手科目の克服や得意科目の伸長を図ります。高校1年生からは、大学受験対策の進学講習があり、ハイレベルと標準の2グレードで実施されます。土曜教養講座では、教科の枠を超えた実生活に直結する知識を学びます。また、高大連携プログラムでは、大学の先生を招いた講座やESD Time、海外セミナーなどを通じて、効果的な学びを提供しています。

部活動