基本情報
創立年 |
1903年 |
系列校 |
高 |
宗教 |
なし |
高校募集 |
なし |
給食 |
なし |
食堂利用 |
あり |
軽食・販売 |
あり |
プール |
温水 |
登校時間 |
8:15 |
土曜授業 |
なし |
施設
海洋教育センターは、海に近い立地を活かし、海洋教育やヨット製作を通じて体力と心を育成します。コンピュータ棟は最新設備を完備し、授業でのICT活用を支援しています。セミナーハウスは、多目的に利用できる研修施設で、勉強合宿や土曜講座などに使われています。音楽室は海辺の自然音に囲まれ、ハーモニーが生まれる環境です。ターフグラウンドは人工芝のフットサルコートで、体育の授業やクラブ活動に利用されています。徳間記念ホールは340席の本格的な劇場設備を備え、様々な行事や学年集会に使用されています。その他、理科棟やメディア棟、武道館、プールなど、多様な施設が生徒の豊かな学びを支えています。
設立の背景、沿革
1903年に私立東京開成中学校の分校として開校され、1909年に私立逗子開成中学校として独立しました。戦後の学制改革に伴い、逗子開成中学校・高等学校が設立され、1953年には創立50周年を迎えました。1960年には教育改善をめぐる紛争が起こり、1973年には中学校の生徒募集を中止しましたが、この時期、運動部が全国レベルで活躍しました。1980年には北アルプス八方尾根での遭難事故が起こり、1984年に徳間康快理事長のもとで学園改革が進められました。1986年に中学校を再開し、2003年には創立100周年を祝いました。2023年には創立120周年を迎え、さらなる発展を目指しています。
教育内容
授業は一方的な講義だけでなく、演習や体験活動を通じて理解力・思考力・表現力を養います。定期試験は年4回実施され、中学生には基礎学力の定着度を測る学力推移調査、大学進学に向けた各種模擬試験も行われます。中学生には「学習の手引き」を配布し、家庭学習の自己管理能力を育てます。6カ年一貫教育の特性を活かし、中学2年までに中学内容を終え、高校3年で大学入試対策を行います。選抜クラスは中3から高2まで設置されます。創立以来、逗子の海を利用した「海洋教育」を重視し、全生徒がヨット帆走や遠泳を体験します。総合学習「人間学」は中1から高2までの5年間、問題意識を持ち、人間理解を深めるプログラムです。
英語教育・海外研修
中学3年生全員が参加するニュージーランド研修旅行では、7日間にわたり現地校Rangitoto Collegeとの交流やホームステイを通じて、実際の英語力を試し、多文化社会を学びます。高2のアジア研究旅行では、総合学習「人間学」の集大成として、韓国、マレーシア、ベトナム、沖縄、オーストラリアの5つのコースから選び、6日間の現地研修を行います。さらに、希望者には春休みや夏休みを利用したカナダ、アメリカ、イギリスでのホームステイ型語学研修や、国内でのネイティブスピーカーによる英語キャンプが用意されています。また、高校1・2年生を対象とした1年間の長期留学や、ニュージーランドでの3か月間のターム留学も実施しております。
行事
大きなイベントは4月高1のグローバルビレッジから始まり、5月には中学・高校の体育祭、中3のボランティア活動が行われます。6月は高2のアジア研究旅行、7月には中3の遠泳、中1の林間学校、夏期講習、海外研修が実施されます。9月は中3のヨット帆走実習が行われ、10月はクラブリーダー研修、ヨット帆走実習、TSキャンプ(中2)、高2のボランティア、開成祭があります。11月には中学のマラソン大会、中1の社会科フィールドワーク、12月には高1対象の田辺杯スピーチコンテスト、2月は高1・2のマラソン大会、3月は高校卒業式、中3のニュージーランド研修旅行、中1の百人一首大会、中学卒業式、カナダ研修があります。
キャリア教育・進路指導
「現役で難関国公立大に進学する」ことを目標とし、各学年に進学指導部の教員が所属しているため、学年と教科、進学指導部が密接に連携しています。中1・2年生では学習習慣の定着と基礎学力の確立を重視し、定期試験や模試を振り返ることで学習の方法を身に付けます。中3~高1では共通テストに対応できる基礎学力を定着させ、模試を通じて全国での位置を確認しながら将来の展望を考えます。高2~3では文理選択を行い、受験に向けた準備を進めます。クエストエデュケーションプログラム、医学部説明会、東大キャンパスツアー、進路講演会なども実施しています。
部活動
▼運動部
サッカー部
バスケットボール部
バレーボール部
硬式テニス部
卓球部
バドミントン部
野球部
剣道部
柔道部
空手道部
水泳部
ヨット部
陸上競技部
▼文化部
吹奏楽部
軽音楽部
演劇部
美術部
写真部
文芸部
生物部
物理化学部
コンピュータ部
電気部
鉄道研究部
和太鼓部
インターアクト部
フィッシング部
フィジカルアート部
社会科学部
サブカルチャー研究部
将棋部
囲碁部
奇術部