基本情報
創立年 |
1898年 |
系列校 |
小・高・大 |
宗教 |
なし |
高校募集 |
あり |
給食 |
なし |
食堂利用 |
あり |
軽食・販売 |
あり |
プール |
大学内(温水) |
登校時間 |
9:00 |
土曜授業 |
毎週 |
施設
2015年度竣工の新校舎を中心に、最新の教育環境を備えています。全教室にプロジェクターやWi-Fiが整備され、特に1階の旧PC室は改修され、電子黒板も完備しています。2・3階には1年生から3年生の普通教室や特別教室が配置されています。日吉はるかホールは250席の可動式席を持つ多目的ホールで、講演会やコンサート、伝統芸能の発表にも利用されています。メディア・ライブラリーは、36,000冊の蔵書を誇り、豊富な雑誌やAVブース、コンピュータ設備も整っています。食堂では宗教対応型の食事も提供され、保健室は大学病院と連携した充実の保健指導を行っています。
設立の背景、沿革
858年、福澤諭吉が東京築地で蘭学塾を開いたことに始まります。1859年には英学に転向し、1868年に「慶應義塾」と命名しました。1890年には「大学部」が設立され、一貫教育体制が1898年に完成しました。1916年には全国中等学校優勝大会で優勝し、1927年には労作展が開始されました。1947年の学制改革で新制中学校として「普通部」が誕生し、1951年には日吉へ移転。1998年には創部百周年、2008年には創立150周年を迎え、2015年に本校舎を全面改築しました。2023年には125周年を記念して式典が行われます。
教育内容
基礎から応用まで学問の本質を探究することを重視しています。入学後は、各科目をしっかりと理解し、技術と基本を確実に身につけさせます。高学年になると、各分野の探究や深い学びを進め、デジタル教科書を活用して基礎学力や問題解決能力を高めます。特に高学年では、大学進学に向けた「進学準備カリキュラム」に力を入れています。国語科では漢字や語彙力、作文力を、社会科では地域や日本、世界の歴史と文化を学び、数学科では基礎から応用までの理解を深めます。理科では実験を通じて自然と科学のつながりを体感し、英語科ではネイティブスピーカーとの英会話練習を行います。
英語教育・海外研修
2012年にフィンランド・トゥルク市の中学校、2015年にオーストラリアのパース近郊の中高一貫校とそれぞれ交流を開始しました。生徒たちは国際語である英語を用いて、多様な背景を持つ同年代と意思疎通を図り、友人関係を築く貴重な体験を積んでいます。この経験を通じて、グローバルな視野で物事を判断する重要性を学び、日本や日本人、さらには自分自身についても改めて考える良い機会となっています。
行事
4月の入学式から始まり、5月には全校生徒の遠足や1年生全員による野球早慶戦応援があります。7月には1・2年生の林間学校、3年生の自然学校、そしてオーストラリアとの国際交流が行われます。8月には海浜学校とフィンランドとの国際交流、9月にはキャンプ実習と9月試験、10月には運動会が予定されています。11月には日吉はるか教室や多摩川40kmハイキングがあり、12月には芸術鑑賞会とスキー学校が行われます。1月には1年生の書初め大会と英語テスト、2月には入学試験と合格発表、3月には音楽会と卒業式、スキー学校があります。遠足や校内大会など、多彩な行事が生徒たちの成長をサポートします。
キャリア教育・進路指導
目路はるか教室では、様々な分野で活躍する普通部の卒業生を講師として招き、自身の歩みと取り組み、そして将来への展望を語っていただきます。卒業生たちの経験を通じて、普通部生は自身の将来について考える貴重な機会を得ます。普通部時代の過ごし方や選択がどのように現在の自分に繋がっているのかを学び、自らの考え方や進み方によって将来が開かれることを実感します。また、学年別の全体講話や、20〜30名程度に分かれて希望の授業を受けるコース別授業もあり、経済、法曹、医療、学術、芸能、マスコミ、スポーツなど多様な分野の先輩方が講師を務めます。
部活動
▼運動部
合気道部
アーチェリー部
オールスポーツ・アウトドア部
空手部
弓術部
剣道部
ゴルフ部
サッカー部
山岳部
柔道部
水泳部
卓球部
テニス部
バスケットボール部
バドミントン部
バレーボール部
保健体育研究会
ラグビー部
ラクロス部
陸上競技部
▼文化部
英語研究会
演劇・映画の会
音楽部
物理と化学の会
棋道研究会
コンピュータ部
書道部
数学研究会
生物の会
地理・GIS研究会
農の会
美術部
フィールドワーク研究会(休部中)
星と石の会
歴史研究会