基本情報
創立年 |
1919年 |
系列校 |
小・高・大 |
宗教 |
プロテスタント |
高校募集 |
なし |
給食 |
なし |
食堂利用 |
あり |
軽食・販売 |
あり |
プール |
なし |
登校時間 |
8:30 |
土曜授業 |
毎週 |
施設
高等学校本館は三春台の丘にそびえ立つ5階建ての校舎で、屋上のカリヨンベルが讃美歌を奏で、生徒たちの一日をスタートさせます。中学校新館には最新鋭の5つの理科実験室があり、学業に集中できるモダンな空間設計が施されています。グレセット礼拝堂は約1,000名を収容し、入学式や卒業式、全校礼拝が行われます。図書室には約40,000冊の蔵書があり、調べ学習や自習に利用されます。2階建ての体育館には球技のコートや柔剣道場があり、部活動にも活用されています。ビオトープでは、四季折々の植物や生物の観察が楽しめ、野菜の栽培も行われます。情報処理室はICT学習や情報収集に利用され、コベルホール(食堂)は470席の明るい空間で食事を楽しむことができます。
設立の背景、沿革
1884年に横浜山手で横浜パプテスト神学校として創立され、その後1885年に東京中学院を設立しました。1918年に現在地に移転し、「関東学院」が誕生しました。1919年には私立中学関東学院が設立され、坂田祐院長が「人になれ 奉仕せよ」を訓辞しました。1923年の関東大震災で全施設が損壊しましたが、1927年に財団法人関東学院が組織されました。戦後、1947年に新制中学校、1948年に新制高等学校を設立し、1949年に三春台に復帰しました。1992年には中学校本館が横浜市歴史的建造物に認定され、2019年には創立100周年記念式典が挙行されました。
教育内容
二学期制を導入し、年間35週の授業で単元の進行と演習時間を確保しています。新学習指導要領と大学入試改革に対応したカリキュラムを採用し、中学校生活は約250名の仲間とともにスタートします。中学の3年間は「学校生活の型の形成期」として学習習慣と生活習慣を身につけ、主体的に学ぶ力を育てます。選抜クラスは中2・3の成績上位者で構成され、高いモチベーションで発展的な内容を学びます。高校1・2年次には「総合的な探究の時間」で主体性と地域との関わりを学び、高校2年からは文理別に分かれた「難関大学受験クラス」を設置しています。中学1年から高校3年まで、各専門科目のハイレベルな実験室も完備しています。
英語教育・海外研修
夏期休業中に実施されるオーストラリア研修では、ブリスベン・クリスチャン・カレッジでホームステイしながら語学研修や授業に参加します。中学3年から高校2年の希望者が対象です。ハワイ島理科研修では、高校生がハワイ島で天文台訪問や火山観察、特異な環境での生物調査を現地の学者と共に行います。冬期休業中には、台湾の長榮高級中学での1週間の交換ホームステイがあり、現地の生徒と生活を共にしながら文化交流を深めます。
行事
4月の入学式と始業礼拝から始まり、中学1年生のオリエンテーションや学力テストが行われます。5月には高校スポーツ大会と中学運動会、6月には中間試験、7月には高校2年生の「知のフロンティア」や前期キリスト教週間が実施されます。8月にはオーストラリア研修やハワイ島理科研修があり、9月には文化祭「かんらんさい」が開催されます。10月は学院創立記念日、11月には後期キリスト教週間や感謝祭礼拝、アドベンツリー点灯式が行われます。12月には中間試験とクリスマス礼拝、台湾短期交換ホームステイが実施されます。1月には中高創立記念礼拝、2月には中学校合唱コンクールと高校卒業礼拝があります。
キャリア教育・進路指導
高校2年生対象の「知のフロンティア」では、大学での授業や研究室体験を通じて文系・理系の学びに触れます。中学2年から高校3年までの職業体験学習(インターンシップ制度)では、進路選択のための実践的な体験が可能です。特に医学部志望者には、集団討論練習会や外部講師による講演など、受験対策を充実させています。学力テストや模擬試験、職業講演会、大学訪問、オープンキャンパスレポートなど、各学年で計画的な進路関連行事が行われ、個々の目標達成をサポートします。
部活動
▼運動部
サッカー
野球
バスケットボール
バレーボール
ハンドボール
硬式テニス
ソフトテニス
バドミントン
卓球
水泳
陸上競技
ラグビー
スキー
空手
剣道
少林寺拳法
ダンス(HULA)
ヨット
▼文化部
オーケストラ
マーチングバンド
英語(KGEC)
O.C.C.(ハンドベル)
美術
漫画研究
インターアクト
生物
地学
家庭科
技術
将棋
鉄道研究
落語研究
歴史研究
華道
茶道