基本情報
創立年 |
1924年 |
系列校 |
小・高 |
宗教 |
なし |
高校募集 |
あり |
給食 |
なし |
食堂利用 |
高校のみ |
軽食・販売 |
あり (弁当注文あり) |
プール |
なし |
登校時間 |
8:30 |
土曜授業 |
毎週 |
施設
1964年築の昭和モダンな校舎には各教室にロッカーと洗面台があり、電子黒板も完備。音楽室は木のぬくもりが感じられる広々とした空間で、電子ピアノが3台設置されています。新校舎の美術室は明るく創作意欲を刺激する場所で、木工室は無垢材と生徒作品に囲まれた温かみのある空間です。工芸室には様々な織機や染色設備があり、糸や作品に触れられます。理科室や視聴覚室も完備し、保健室には和室やベッドルームが備わっています。図書室は約30,000冊の図書やインターネット検索用端末があり、生徒をサポートします。いちょうのホールは約200席の広さで、特別授業やイベントに利用され、体育館やグラウンドでは授業や部活動が行われます。
設立の背景、沿革
1924年、赤井米吉、照井猪一郎ら4人の創立同人により、明星学園小学校が開設されました。「個性尊重・自主自立・自由平等」を教育理念とし、児童21名、教員4名でスタートしました。1928年には最上級生の卒業に合わせて、中学部と女学部を開設し、上田八一郎が中等部部長(校長)に就任しました。第二次世界大戦後の学制改革により、中学部と女学部は男女共学の中学校と高等学校に改組され、現在の小学校・中学校・高等学校の体制となり、12年一貫教育が整いました。
教育内容
「本物との出会い」を通じて生徒の個性を開花させます。授業で学問・芸術・スポーツの本質に触れ、行事で自然を体験し、民家泊体験や特別授業で第三の大人と交流します。短期留学や国際交流で異文化を学び、多様な個性を持つ仲間や先生と出会います。探究型授業では、自主自立の力を育み、行事も生徒自身が企画して自立心を高めます。仲間と協力しながら他者の意見を尊重し、共に学び合う力を養います。
高校では、1年生は学問・芸術・スポーツの基礎を学び、2年生から文系・理系・実技系のコースに分かれます。3年生では必修授業に加え、自由選択授業が設置され、進路や興味に応じた学びが可能です。教科外活動では、自主自立の力を重視し、自治会活動や行事、クラブ活動を通じて共同性を養います。自ら考え、感じ、行動する力を育成します。
英語教育・海外研修
中学生対象にオーストラリアのシェルドンカレッジで2週間の夏休み留学を実施。ホームステイやESL授業、アボリジニ文化体験など、充実した内容が盛り込まれています。
高校では毎年10月に「インターナショナル・ウィーク」を開催。タイやドイツから短期留学生を招き、授業やクラブ活動、日本文化体験を通じて交流を深めます。このイベントは「インターナショナル・ボランティア」が企画・運営し、中学生も参加します。
高校生向け短期留学プログラムとして、オーストラリアで3週間、タイで10日間の交換留学を夏休みに行います。長期留学制度ではタイ、ドイツ、オーストラリアの姉妹校で1年間の相互交換留学が可能で、基準を満たせば留年せず進級できます。一般留学制度利用時も単位認定がされます。
行事
4月には、自治会オリエンテーションや学年交流会が行われ、上級生が新入生に学校生活を説明し、クラブ紹介も行います。6月にはタテワリ交流会があり、学年を越えてがチームを組んで交流します。7月には9年生の修学旅行や7年生の八ヶ岳登山、8月には希望者を対象にオーストラリア短期留学が行われます。
9月の明星祭では中学生も参加し、10月には小中運動会が開催されます。11月は高校のマラソン大会、1月の卒業研究発表会、2月の合唱コンクール、3月の卒業式と、年間を通じて多彩な行事が行われます。
キャリア教育・進路指導
3年生では担任や副担任が生徒と個別面談を行い、2年生以降には文系・理系のコース分けが行われます。5年生・6年生(高2・高3)では進路の具体化が進められるとともに、将来の進路選択の指針となるように学習の振り返りや目標設定のサポートが提供されます。
卒業後の進路状況として、2024年3月時点で大学・短期大学に進学する生徒が73%と最も多く、専門学校へは12%、浪人・その他が10%、留学が4%、就職は1%と多様な進路を選択していることが示されています。
部活動
▼運動部
陸上競技部
野球部
バドミントン部
卓球部
バスケットボール部
サッカー部
体操部
剣道部
弓道部
ハンドボール部
女子バレーボール部
ダンス部
▼文化部
和太鼓部
アンサンブル部
演劇部
美術部
鉄道研究部
漫画イラスト部
音楽部
理科部
写真部
国際交流部
ファッション部
料理研究部
サンバ部
山歩き部
木工部
書道部
合唱部