多摩大学目黒

基本情報

創立年	1994年
系列校	高・大
宗教	なし
高校募集	あり
給食	なし
食堂利用	あり
軽食・販売	あり
プール	なし
登校時間	8:25
土曜授業	毎週

施設

中学と高校の授業主に目黒のキャンパスで行われ、充実した施設が学生の学びをサポートします。理科室やパソコン室は、実験や一人一台のPCを使用する授業に適しており、体育館や新設された第二体育館ではバレーボールの公式戦が可能な高さを確保。また、武道場では護身道部や剣道部が活動しています。さらに、目黒キャンパスから約50分のあざみ野セミナーハウスでは、人工芝グラウンドや多目的体育館などが完備されており、中学生は自然豊かな環境で週一の授業を行っています。このように、多摩大学目黒は学問だけでなく、文武両道を実践できる環境を提供しています。

設立の背景、沿革

1937年に目黒商業女学校として設立され、1948年に新学制により目黒学園女子商業高等学校に改称されました。1951年には学校法人田村学園となり、1980年には目黒女子商業高等学校から、女子高等学校へと変わりました。その後、1991年に多摩大学が設置され、さらに教育拡充を図り、1993年には多摩大学附属聖ヶ丘中学校が開校しました。1995年には多摩大学に大学院が設置され、2001年に目黒学園女子中学校が男女共学化され、多摩大学目黒中学校に改称されました。これに伴い、高等学校も男女共学化され、多摩大学目黒高等学校に改称されました。

教育内容

中学で基礎学力を固め、高校では大学入試に直結する授業を展開し、生徒が志望大学に合格する力を養います。中学では、全教科の基礎を徹底し、高校からは特進クラスと進学クラスの2クラス制で、生徒の習熟度や目標に応じた教育を提供。特進クラスでは国公立・難関私立大を目指し先取り学習を行い、進学クラスでは基本から応用まで段階的に学力を伸ばします。また、高校3年では選択科目に重点を置いた演習中心の授業で、文理問わず学力をさらに高めます。全生徒が利用できる「SSL（Super Students Learning Center）」では、個々の理解度を把握し、最適な学習計画を提供し、自学自習を効果的にサポートしています。

英語教育・海外研修

経験豊かな専任ネイティブ教員による少人数制の授業を通じて、高いレベルの英会話力を身につけることができます。また、オーストラリアやアメリカ、カナダ、ニュージーランドへの留学や語学研修を通じて、様々な文化に触れることが可能です。中学3年生のオーストラリア修学旅行は、ネイティブ教師の英会話授業の集大成として、実際に現地の生活を経験しながら語学力を試す機会となります。このほか、希望者には短期から長期までの留学プログラムが充実しており、自身の英語力をさらに伸ばすことが期待できます。

行事

4月には入学式を始め、中1宿泊研修や生徒総会などが行われます。5月には校外研修が、6月には特色ある体育祭が駒沢オリンピック公園総合運動場で開催され、クラブ対抗リレーや綱引きなどが行われます。9月の颯戻祭（文化祭）では、生徒が主体となって多彩なプロジェクトを展開。11月には合唱コンクールや芸術鑑賞会があり、2月には中2スキー教室、中3はオーストラリア修学旅行へ行きます。学年末には中3スピーチコンテストと卒業式が行われ、一年間の集大成を飾ります。

キャリア教育・進路指導

高校2年生からは、生徒が文系または理系のコースに分かれ、特進クラスと進学クラスで計4つのコースが設けられます。これにより、多様な大学入試に対応する幅広い選択科目が提供され、一人ひとりに合った進学が可能です。放課後はラーニングセンターを活用し、個別ブースでの学習や卒業生チューターからの支援を受けながら、わからない点を即座に解決できます。

部活動