基本情報
創立年 |
1947年 |
系列校 |
高 |
宗教 |
なし |
高校募集 |
あり |
給食 |
なし |
食堂利用 |
高校のみ |
軽食・販売 |
あり |
プール |
なし |
登校時間 |
8:20 |
土曜授業 |
毎週 |
施設
耐震工事を終えた2号館校舎は、Wi-Fi対応で、屋上にニコン製20cm屈折式望遠鏡を備えた天文台が設置されています。1号館新校舎はバリアフリー対応のエレベーターを含む全館Wi-Fi環境と、屋上にテニスコートを有しています。プライマスメモリアルホールでは、500名収容可能で、スタインウェイ社製のピアノが常置されており、高い演奏環境を提供します。体育館は都内でも有数の設備を誇り、複数のスポーツコートと専門的なトレーニング室を兼ね備えています。また、北軽井沢の「一心荘」は、林間施設として多目的に使用されるほか、75センチ反射鏡を備えた天文台で、先端的な天文観測も行える設備です。
設立の背景、沿革
1932年、東京神田駿河台に「駿臺商業学校」として設立されました。1945年の戦災で校舎を失いましたが、授業は校長宅で継続され、1946年に「駿臺高等学校」へ校名を変更しました。1947年には学制改革により中学校が創立され、高等学校は全日制・定時制の男女共学になりました。1963年には東京都北区王子に移転し、新校舎を建設。その後、学園は国際的な活動を拡張し、1989年にはアイルランド国際学校を開校、2003年には中学校を共学化し、校舎のリニューアルを開始しました。2012年には1号館新校舎が竣工し、教育環境の一層の充実を図っています。
教育内容
中学校で公立校に比べて20〜25%多い授業時間を完全週6日制で提供し、基礎学力の確立に注力しています。国語、数学、理科、社会、英語の5教科を中心に、音楽や美術など情操教育にも力を入れることで、バランスの取れた人格形成を目指しています。高校では4つのコースがあり、学業だけでなくスポーツや芸術に特化した教育を行っており、駿台音楽祭や駿台教養講座を通じて多彩な文化体験を提供しています。また、生徒自身が計画を立てて日々の活動を管理する手帳システムを用い、教師とのコミュニケーションを強化しています。
英語教育・海外研修
国際教育は五つの主要な柱に支えられています。第一に、1975年から続く「海外サマースクール」では、中学3年生と高校1、2年生がダブリンでのホームステイとダブリン・シティ・ユニヴァーシティでのキャンパス生活を経験します。第二に、高校の修学旅行では国外オプションを選ぶ生徒が多く、ドイツの姉妹校訪問やヨーロッパ各国の文化遺産を探訪します。第三に、ドイツのブラウンシュヴァイクにあるギムナジウム・マルティノ・カタリネウム校との密接な交流を持ち、英語圏外の重要な国際交流を展開。第四は留学制度を通じて、生徒は長期的な国際経験を積む機会を得ます。さらに、第五は外国人講師との日常的なコミュニケーションを通じて、言語だけでなく多様な文化に触れることができます。
行事
中学1年生は入学直後に北軽井沢の「一心荘」でオリエンテーション合宿を行い、7月から8月にはサマースクールで英国またはアイルランドへの語学研修があります。また、運動会や英語フェスティバル、文化祭などを通じて、学びと友情を深める機会が設けられています。中学3年生には海外修学旅行も用意されており、文化や歴史に触れながら学ぶことができます。高校では、新入生歓迎公演会や体育祭、書き初め展、送別会などが開催され、多岐にわたる活動があります。
キャリア教育・進路指導
高校1年生から始まる「進路希望調査」を通じて、生徒の進路変化を追跡し、学年が上がるにつれて就業研究や大学の講演会、具体的な進路準備説明会が実施されます。特に、文理別の都内大学見学や模擬試験、小論文模試、経験者による受験体験談が提供され、進路決定を具体的にサポート。放課後の補習や自選授業、夏季補習などを通じて学力を向上させるとともに、学校内で予備校講師による補習「S1ゼミ」を行うことで、学業とクラブ活動の両立を目指します。
部活動
▼運動部
サッカー部
男子バレーボール部
女子バレーボール部
硬式野球部
軟式野球部
ボクシング部
男子バスケットボール部
女子バスケットボール部
バドミントン部
卓球部
フットサル部
チアリーディング部
ダンス部
ワンダーフォーゲル部
硬式テニス部
ソフトテニス部
ゴルフ部
弓道部
剣道部
▼文化部
音楽・吹奏楽部
天文部
軽音楽部
美術部
書道部
写真部
演劇部
鉄道研究部
インターアクト部
英語部
囲碁・将棋部
お笑い研究同好会
文芸同好会
家庭科部