基本情報
創立年 |
1922年 |
系列校 |
高・大 |
宗教 |
なし |
高校募集 |
あり |
給食 |
なし |
食堂利用 |
中2以降 |
軽食・販売 |
あり |
プール |
なし |
登校時間 |
8:25 |
土曜授業 |
毎週 |
施設
広い化学実験室では、多様な実験が行え、物理・地学実験室には岩石標本も揃え、生物実験室には顕微鏡と様々な標本があります。加工技術室やファクトリーでは、金属や木材の加工が可能で、ロボット技術室ではレゴ・マインドストームを使用しています。多目的室ではアクティブラーニングが推進され、階段教室ではプレゼンテーションが行われます。自習室、Global Learning Commons、図書室は自学とグローバルな学びをサポートし、屋外には屋上運動場、弓道場、ゴルフ・野球練習場、グラウンドがあります。メインアリーナでは多くのスポーツが楽しめます。
設立の背景、沿革
1922年に東京鐵道中学として設立された本校は、鉄道関係者の子弟に中等教育を提供することを目的に開校しました。第二次大戦を経て、東京育英中学、さらに高等学校へと名前を変え、1953年には芝浦学園の経営下に入りました。1982年には板橋区に移転し、中学校を新設。2017年には豊洲に新校舎を構え、芝浦工業大学附属中学校・高等学校へと校名を改め、男女共学化を実施しました。2021年には中学が共学化され、2022年には創立100周年を迎えました。
教育内容
「SD(Self Development:自立学習)」の時間を設け、生徒が自ら学習内容の振り返りを行い、深く理解を深めることを重視しています。また、SHIBAURA探究として、IT、グローバルコミュニケーション(GC)、総合探究を行い、問題解決能力を養います。これらの授業はPBL(Project Based Learning)に基づき、実践的な学びを提供しています。さらに、ランゲージアワーでは言語技術の訓練を行い、高校生には大学教授による先進的なものづくり講座「Arts and Tech」も提供しており、実社会で求められるスキルの習得を目指しています。
英語教育・海外研修
中学3年生全員が参加する海外教育旅行を実施しており、ホームステイや地元学生との交流を通じてアメリカの文化や自然を深く学びます。旅行はワシントン州、ユタ州、コロラド州の各コースがあり、事前に長野での農村合宿やテーブルマナー講座を行い、海外でのマナーや交流の準備をします。また、中学2年生からは、旅行に向けた詳細な準備を始め、生徒一人一人が現地での交流を成功させるための練習も積極的に行っています。このプログラムは、生徒の国際感覚を育成し、グローバルな視野を広げるためのものです。
行事
4月には新入生オリエンテーション合宿を行い、5月には各学年ごとに特色ある校外学習を実施します。特に中学1年生は附属自然教育園、中学2年生は博物館、中学3年生は江戸東京博物館、高校1年生は大学見学と、各学年で異なるテーマのもと知識と体験を深めます。6月には球技大会や音楽鑑賞会があり、7月には工学わくわく講座やロボット入門講座など特技を生かしたプログラムが充実。また、夏期にはニュージーランドSEEプログラムや各種合宿があり、9月には海外教育旅行も計画されています。10月には上野公園や鎌倉での校外学習、視聴覚教室で劇団四季の観劇が行われます。
キャリア教育・進路指導
中学1年生は「自分探し」をテーマに職業に関する学びを行い、中2年生では夢に向かう具体的な計画を「ドリームロケット・プロジェクト」を通じて描きます。中学3年生は海外教育旅行を経験し、グローバルな視野を持ちながら自己の内面を探る「アースコア・シップ」を展開します。高校生には、芝浦工業大学と連携した大学見学や専門講義を行い、実際の大学授業への参加も可能です。これにより、生徒たちは自立した学びを進め、自分に合った進路を見つけ出す支援を行っています。
部活動
▼運動部
弓道部
高校バスケットボール部
バドミントン部
高校サッカー部
バレーボール部
水泳部
高校硬式テニス部
中学バスケットボール部
中学サッカー部
高校野球部
中学硬式テニス部
中学野球部
卓球部
ゴルフ部
剣道同好会
ダンス同好会
▼文化部
電子技術研究部
鉄道研究部
吹奏楽部
音楽部
工作技術研究部
理科部
美術部
歴史研究部
ESS部