基本情報
創立年 |
1899年 |
系列校 |
高・大 |
宗教 |
なし |
高校募集 |
なし |
給食 |
なし |
食堂利用 |
高校のみ (中学は土曜と放課後のみ可) |
軽食・販売 |
あり |
プール |
なし |
登校時間 |
8:15 |
土曜授業 |
毎週 |
施設
緑豊かで閑静な文教地区に広大な25,000㎡のキャンパスを構えています。徒歩圏内にある渋谷駅からは10分、表参道駅からは12分とアクセスも良好です。特色ある施設として、1100席を有する桜講堂や、テニスコート6面分の広さを誇るグラウンドがあります。また、日本文化を学べる実習室や、ネイティブ教員と交流できるEnglish Café、集中して学習できる自習室も完備。全教室には冷暖房が整っており、学習環境も充実しています。最新のICT設備を備えた教室や、85,000冊を収容する図書館もあります。
設立の背景、沿革
1882年に校祖下田歌子が東京で桃夭学校を設立し、その後1899年には実践女学校・女子工芸学校を開校。1903年に渋谷に移転し、1908年には高等専門学部を設けました。1911年には高等女学部を新設。1932年、実践高等女学校などへと改称。1947年と1948年に新制の中学校と高等学校を設立し、1949年には実践女子大学が開学。その後、1966年に大学院、1976年に短期大学を設置しました。1986年には施設を日野市へ移転。2004年には校祖生誕150年を記念し、2005年には新校舎「桃夭館」が完成。さらに2008年に国際学級を開設し、2019年には創立120周年を迎えました。
教育内容
中1から高2までの5年間を通じて「未来デザイン」という独自の探究授業を展開しています。このプログラムは、ESD(持続可能な開発のための教育)とGCED(グローバルシチズンシップ教育)に基づいたカリキュラムにより、生徒の発達段階に応じて深化します。また、礼法教育では、中1と高3の生徒が、礼儀作法の「型」と思いやりの「心」を学びます。国語では、中1から高2までの授業で教養と知性を養う教育を行い、古典学習や漢字検定、小論文の添削指導を含む多様なプログラムを提供しています。数学と理科では、基礎力の確立から講座・ゼミを通じて高度な思考力を養う授業が行われ、中学高校の一貫教育の利点を活かしています。
英語教育・海外研修
中学1年では、日本文化実習やイングリッシュキャンプ、イングリッシュセミナーを通じて、英語を実用的に使う機会を提供します。中学2年では、ブリティッシュヒルズでのクリスマス研修やオーストラリアでの海外研修を行い、中学3年では渋谷での異文化交流プログラムを実施しています。高校生になると、タイ、中国、ドイツでの交換留学プログラムや、ニュージーランド、オーストラリアでの短期・長期海外研修を提供し、模擬国連への参加も奨励しています。これらのプログラムは、英語力だけでなく、国際的な視野を広げるためのものです。
行事
4月の新学期は入学式やクラブ活動の紹介でスタート。5月には創立記念日や校外研修、高校生はテーブルマナー講習会に参加します。夏期には芸術鑑賞や夏期講座、そして海外研修を行い、グローバルな視野を拡げます。秋には文化祭「ときわ祭」を開催し、10月8日には校祖の命日を迎えます。年末には異文化交流やクリスマス研修を実施。新年は百人一首かるた大会や合唱コンテストで文化的な才能を伸ばし、年度末に高校1年は選択制の修学旅行で実践的な学びの場を提供します。これらの行事は、生徒たちが自己表現と社会性を高める貴重な機会となっています。
キャリア教育・進路指導
中学1年生では1クラス30人の少人数制で基本的な学習習慣を育て、中2・中3では英語・数学に特化したクラス編成を行います。高校では「発展コース」と「総合コース」に分かれ、それぞれの進路に合わせた教育プログラムが提供されます。特に「総合コース」は高2で「教養コース」と「文理コース」に分かれ、多様な進路選択が可能です。さらに、出前授業や卒業生による講演会、進路ガイダンス、キャンパス見学会、面接・小論文指導などを通じて、生徒一人一人の進路実現を全面的にサポートします。
部活動
▼運動部
バスケットボール部
バレーボール部
卓球部
ソフトテニス部
バドミントン部
剣道部
ダンス部
硬式テニス部
器械体操部
スキー同好会
▼文化部
吹奏楽部
演劇部
写真部
合唱部
美術部
書道部
英語部
茶道部
華道部小原流
華道部桂古流
国語文芸部
箏曲部山田流
箏曲部生田流
理科部
室内楽部
映画制作部
軽音楽部
フォークソング部
自然科学部
能楽部
家政部
被服部
和装着付部
グローバル研究会