基本情報
創立年 |
1949年 |
系列校 |
小・高・大 |
宗教 |
なし |
高校募集 |
あり |
給食 |
なし |
食堂利用 |
なし |
軽食・販売 |
あり |
プール |
なし |
登校時間 |
8:50 |
土曜授業 |
なし |
施設
新しい2号館は免震構造と太陽光発電を備え、地域に開放予定のスタジオやコミュニケーションラウンジなどがあります。3号館には生徒ホール、図書館、パソコン教室、家庭科教室、完全防音のAスタジオとBスタジオがあります。音楽関連の施設として、42室のレッスン室、打楽器室も完備。校庭にはテニスコートがあり、体育館は入学式や卒業式の会場にも利用されます。また、図書館は3万冊を超える蔵書と音楽CDやDVDのコレクションが揃い、視聴覚室も完備されています。
設立の背景、沿革
前身「東京高等音楽学院」は1926年に東京四谷で開校し、1947年に「国立音楽学校」と改称されました。1949年に国立中学校と国立音楽高等学校(音楽科)が設立され、1950年には新制の国立音楽大学に昇格。1966年に立川市上水台に新校舎が落成し、1978年には現在地に移転しました。1975年に国立中学校と国立音楽高等学校がそれぞれ国立音楽大学附属中学校、国立音楽大学附属音楽高等学校と改称され、2004年に国立音楽大学附属高等学校となりました。2010年には附属中学校が音楽コースと普通コースの2コース制となり、2017年には附属高等学校普通科が総合進学コースと特別進学コースの2コース制に変更。2019年には附属中学校普通コースが文理コースと改称されました。
教育内容
2023年度より「演奏・創作コース」と「総合表現コース」の2コース制が導入されました。「演奏・創作コース」では、音楽の専門教育を受けながら基礎学力と音楽技能を磨きます。「総合表現コース」では、基礎学力をしっかり定着させ、特に英語力を強化しつつ、音楽を通じた思考力や表現力を養います。両コースとも、アクティブラーニングやコラボレーション授業を通じて、課題解決力と個性を認め合う姿勢を育てます。
高等学校には「音楽科」と「普通科」があり、「音楽科」では「演奏・創作コース」と「総合音楽コース」の2コース制が導入されました。「音楽科」の生徒は、自由な環境で音楽の基礎を身につけ、心に響く演奏や作品を目指して技を磨きます。「普通科」では、多様性を理解し、グループワークに柔軟に対応できる人材の育成を目指し、『KUNIONミライ探究』という探究型ゼミ授業を開始しましt。
英語教育・海外研修
希望者を対象に夏期カナダ短期研修や、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダへのターム留学(3か月留学)を実施しています。夏期カナダ短期研修では、英語の授業やアクティビティを通じて現地のバディと交流できるプログラムが用意されています。一方、ターム留学ではホームステイをしながら現地校に通い、英語で数学や科学の授業を受けるなど、異文化交流や英語力向上を目指します。
行事
4月は入学式や新入生歓迎演奏会、5月は体育祭や弦楽器トライアル、6月は歌舞伎鑑賞教室や合唱コンクールがあります。7月には前期期末試験とオーケストラソリステンコンサート、8月は夏期海外短期研修(希望者)やクラブ合宿が行われます。9月には芸術祭と前期終業式、10月には後期始業式や修学旅行(3年)、秋の旅行(2年)が予定されています。11月は後期中間試験と邦楽鑑賞教室(2年)、12月にはくにたち音楽会とアンサンブルランチコンサートがあります。1月は実技試験(3年)、2月はオーケストラ定期演奏会と後期期末試験、3月は卒業演奏会と卒業式、後期終業式が行われます。
キャリア教育・進路指導
大学ガイダンスでは、国立音楽大学や東京外国語大学などの多くの大学から講師を招き、それぞれの大学の説明を受けます。大学模擬授業では、北里大学や日本獣医生命科学大学などの先生方による授業を体験。AO・推薦面接ガイダンスでは、面接の方法についてレクチャーを受けます。進路面談は年間複数回行われ、保護者面談も実施。大学見学会では、横浜薬科大学や国立音楽大学を訪問し、研究室などを見学します。進路講演会では、3年生や卒業生から入試や進路の決め方についての話を聞きます。また、キャリア教育の一環として、各業界で活躍する方々の講演会も開催されます。
部活動
▼運動部
バドミントン部
テニス部
フットサル部
バレーボール部
バスケットボール部
ダンス部
▼文化部
合唱部
ブラスバンド部
軽音楽部
家庭科部
glee & ダンス部
吹奏楽部
JAZZ部
オーケストラ部