基本情報
創立年 |
1947年 |
系列校 |
高・大・短大 |
宗教 |
なし |
高校募集 |
なし |
給食 |
なし |
食堂利用 |
なし |
軽食・販売 |
あり |
プール |
なし |
登校時間 |
8:25 |
土曜授業 |
毎週 |
施設
東京都千代田区三番町に構える校舎は、地上9階・地下1階に及び、学びの質を高めるための工夫が随所に見られます。特に、約43,000冊を収蔵する図書室は、生徒たちの知的好奇心を刺激し、幅広い学習機会を提供しています。さらに、安全と健康を第一に考えた2つのアリーナは、体育の授業やクラブ活動に最適な空間を生み出しています。
設立の背景、沿革
1908年に大島久直大将邸内で大妻コタカにより始められた15名の塾生からのスタートは、今日に至るまでの長い歴史の第一歩でした。1917年には「私立大妻技芸学校」として校名を定め、現在の千代田区に校地を移し、「恥を知れ」を校訓に制定。以後、教育機関としての枠を広げ、1921年には「私立大妻高等女学校」を設立しました。しかし、1923年の関東大震災や1945年の東京大空襲といった試練を乗り越え、1947年と1948年には中学校と高等学校を新たに設立。1970年には創立者大妻コタカが永眠し、2008年には創立100周年を迎えました。
教育内容
教育過程は基礎力養成期(中1~2年)、充実期(中3年~高1年)、発展期(高2~3年)の3段階に分かれ、各段階で生徒の成長に合わせた指導を行っています。アクティブラーニングやICTを取り入れた授業では、問題解決能力や創造性を養い、グローバルな視野で社会の課題に取り組む力を身につけさせます。大妻の教育は、自立した思考と行動ができる女性を育て、彼女たちが未来の社会で輝き続けることを願っています。
英語教育・海外研修
高校生を対象にした海外研修プログラムを中心に展開しています。特に注目されるのは、オーストラリアやイギリスの名門女子校での学期留学やセミナーです。これらのプログラムを通じて、生徒たちは英語力を試し、現地の生徒との交流から多様な価値観や国際感覚を身につけます。オーストラリアでは、メルボルン郊外の私立女子校でターム留学を行い、ホームステイを経験。イギリスでは、「女子のイートン・カレッジ」と称されるチェルトナム・レディースカレッジでのセミナーが実施され、英語研修に加え、英国文化への触れ合いがプログラムに含まれます。
行事
入学式や修学旅行(中学は京都・奈良、高校は九州、オーストラリア、英国セミナー)、対面式や新入生歓迎講演会、日帰り遠足、オリエンテーション、体育祭、芸術鑑賞会、生徒会役員選挙、林間学校、補習・講習期間、夏期合宿、文化祭、進学説明会、球技大会、大妻コタカ先生を偲ぶ日、スキー教室、社会科見学会、書き初め大会、合唱コンクール、ひなまつりイベント、送別会、卒業式など、年間を通じて多彩な行事を実施しています。
キャリア教育・進路指導
「知性と品性を備えた、良き社会人たる女性の育成」という創立者大妻コタカの理念に基づき、生徒一人ひとりが自己実現を目指すための進路指導を行っています。中学1年生から高校3年生までの6年間で、基礎学力の定着から自己発見、自己分析、目標の具体化、そして目標実現に向けた準備まで、段階を追ったプログラムが組まれています。学力面では、小テストや補習、長期休暇中講習、英会話レッスンなどによるサポート体制が整っており、各学年の目標に応じた充実した学習が可能です。
部活動
▼運動部
陸上部
バスケットボール部
バレーボール部
テニス部
ソフトテニス部
卓球部
剣道部
体操部
ダンス部
バトン部
ワンダーフォーゲル部
▼文化部
吹奏楽部
コーラス部
演劇部
美術部
書道部
文芸部
英会話部
音楽部
茶道部
華道部
箏曲部
理化部
園芸部
マンドリン部
写真部
日本舞踊部
軽音楽部
アニメ部
漫画部
調理研究部
囲碁同好会
映画同好会
天文同好会
手芸同好会